神棚について
平成25年は伊勢神宮が20年に一度の大祭「神宮式年遷宮」が執り行われた年でした。
皆様のご家庭でもこの機会に神棚を新調して家族・事業の永久の繁栄を祈願されることをお勧めいたします。
神棚の位置
居間または家族が親しみやすい部屋の明るく空気の清浄な高い位置に、南向きもしくは東向きにして祀ります。 2階建ての階下や、マンション・アパートなど階上に家屋がある場合は天井に「雲」と書いた紙を張って祀ります。
神札(おふだ)の納め方
神札は毎年新しくお受けします。
1年お祀りした神札は感謝を込めて氏神様に納めてください。
- 神棚が大きい場合(三社等)
正面中央に伊勢神宮の神札、向かって右が氏神様の神札、向かって左が信仰する神社の神札を祀ります。
- 神棚が小さい場合(一社)
一番手前に伊勢神宮の神札、その後に氏神様の神札、一番後ろに信仰する神社の神札を順番に重ねて祀ります。
- なお、神札が大きくて神棚に納められない場合、神棚の前に立てかけてお祀り下さい。
お供えするもの
- 神棚は絶えず清浄にしてください。
- 毎朝、お米(洗米もしくはご飯)・塩・水をお供えください。
- 榊(さかき)は枯れないうちに取り替えてください。
- 一日、十五日、お祭りの時には、お酒や海山の産物、季節の果物や野菜、初穂等をお供えします。
- お土産のような頂き物、試験の合格通知、就職した際の辞令、家庭で新しく作り出した品物等もお供えして報告し、感謝と新しい努力の誓いとしてください。


神拝(おまいり)の作法
二拝・二拍手・一拝の作法で神拝します。
神棚を取り替えるときは
年末年始、新築、開店(店舗、事務所等)、結婚式、入学式、銀・金婚式等がきっかけとなります。
新しい神棚は神社でお祓いをしてもらうか、略式でお塩を新しい神棚にふりかけ清めてから祀ります。
古い神棚は神社に持っていきかがり火の中で燃やしていただきます。